ソアホック 足底潰瘍

断脚 2011.7.6

 

【当日、11時までには来てください】

まず、

この手術をする目的や意味を先生はきっぱりと確認された。こちらの迷いをぬぐい去るかのように。

 

◆血液検査やや貧血気味。その他大きな問題はないが、術後は、経過観察が必要。

 

お弁当を持参→パパが、葉物など生ものはやめた方がいいんじゃないかというので、リンゴやブドウ、キャベツなどは止めた。

・牧草

・コンフィデンス(袋の音に反応し、食欲も出ようかと信じいつものぼろぼろファスナー餌袋ごと)

・人参スティック

・チンゲン菜

・パン(袋の音に反応して食欲も出ようかと思い、半分をいつものパンの袋にいれた)

・給水用スプーン(プラ製15cc計量スプーン)も一緒に持参した

 

覚醒するための注射をして、目が覚めたら終了を知らせる電話を入れてくださる。おおよそ1時か、1時半には連絡が来る段取りだった。ところが1時半を過ぎても2時を回っても連絡がなく、何か起きたかと気をもんでいたところに、2:23無事終了の連絡が入った。

モフモフの毛が多く、バリカンが使えなかったので、毛刈りに手間取りました。と先生はおっしゃっていました。きのうシャワーでお尻を洗った際に、ほぐしきれなかったおしりの毛の塊に、先生も手をやいたのかもしれない。

 

 

うーちゃんは、室内で放し飼いの生活を送っている女の子です。後ろ足かかとに異常を来たしたのは、2011年ことしの年初めのことだった。この症状についてもっと勉強が必要だ!特別汚い部屋にいるわけではないのですが・・・。

 

 

<潰瘍性四肢皮膚炎(ソアホック)>
うさぎに多く見られる皮膚の病気のひとつです。後ろ足に多く見られます。

【原因】
 足の裏が床面に触れて圧迫され、皮膚の細胞が死んで壊死状態になることが原因で起こる皮膚の炎症で す。 足の裏の毛が少ないうさぎや、体重が増え足に負担がかかりやすい肥満や大型のうさぎが、かか りやすい傾向にあります。
 また、飼育している床面が湿りがちで、不衛生であったりするのも誘因のひとつとなります。

【症状】
 初めのうちは少し赤い程度ですが、そのままにしておくと穴があいて潰瘍の状態になり、かさぶたがで き、そのかさぶたの下に膿がたまるといった状態になります。
 足が痛くなるため、痛そうにして歩いたり跳んだりするようになってきます。また、痛いほうの後ろ足 に力がかからないように体を傾けたりする場合もあります。
 重症になると、細菌感染が骨まで進み、骨髄感染を起こしてしまうと命の危険もあります。

【治療】
 潰瘍やかさぶた、膿などがあるところには、抗生物質を塗ったり飲ませたりして感染している細菌を退 治します。同時に、病気になった原因を根本から取り除く必要があります。原因を明確にして原因を取 り除いておかないと、あとで何度でも再発する可能性があります。
 まず第一に飼育しているケージは清潔にし、床材をやわらかく、湿気を吸収しやすいものに取り替えて ください。また、肥満ぎみの場合は、体重を減らすよう食餌面で気をつけましょう。


http://blogs.yahoo.co.jp/ryomavet0126/13992476.html
りょうま動物病院さんからの引用

びらん(sore hock, ソアホック)の治療法

 

(このエントリーは、アメリカのHouse Rabbit Societyから管理人が学んだことをもとにしています)

飛節びらん(ソアホック、sore hockともいう)の治療はウサギの治療の中で厄介なものの一つです。
一度ハゲてしまった毛はそう簡単にはもとに戻りません。
中には、「一度そうなったらもう戻らない」と言われた方もいるかと思います。

びらんの治療が難しいのは、何をやってもウサギが薬を舐めてしまったり、プロテクトをはがしたりしてしまうからですが、その難しさは勿論アメリカのウサギでも変わりません。

が、今回、「これこそベスト、パーフェクトな方法だよ!」というのをWisconsin HRSのDirectorから教えて頂きました!
しかも、現在のところ、HRSにやってきた相当ひどいびらんのうさぎ(足の裏まるハゲで座ることすら出来ないレベル)でも、この治療でちゃんと毛が生えてきているのです!

現在、うちのえせるにも試しています。えせるは高齢の上、足の骨を昔骨折していて足の角度が悪く、 びらんの治癒はあきらめていましたが、現在少しずつ毛が生えてきています。

 

完治まではいってないですが、かかとだけでなく足の真ん中にまで広がり始めていたびらんは治りました!


やることは、

  1. 1日1回、消毒液に浸したタオルを敷いたキャリーケージの中に入れて、20分足をふやかす
  2. 小屋、運動場、とにかくウサギの足の触れる場所全てを、ふっかふかの布で覆う

たったこれだけ!
よくよく考えてみたら、びらんは足が固いものに触れるのが原因で起こるわけですから、皮膚をやわらかくして足の負担を軽減すれば確かにもとに戻りますよね。

以下、準備するもの等は続きをご覧下さい。

注)ウサギが敷物を食べてしまう場合は、残念ながらこの方法は使えませんので、別の方法をご検討下さい。

 

(どのくらい食べると危険かは、ウサギのサイズや普段からどのくらい牧草を食べる子かにもよりますので、ここでは言及しません。ここで紹介している敷布は、それ自体に毒性はありませんが、噛んで飲み込んだくずが腸内でつまると危険です。絨毯でも同じ事ですが......。
どのくらいで危険とみなすかは、皆様ご自身でご判断下さい)。

1) ふかふかの敷布を用意する。

実は、こちらで使用しているのは、医療用の合成シープスキンです。
医療用シープスキンは、本来寝たきりの人が床ずれを起こさないようにするためのもので、高いものは本物の羊の皮を使っているわけですが、こちらの用途には本羊皮は向きません。

なにしろ、ウサギはおしっこしちゃいますし、よく洗って清潔にしなければ意味がないので、本革ではそんな洗濯には耐えられないからです。
ただ、一言に合成シープスキンといってもピンキリで、安物を買うと薄くて全然足の保護になりません。